<材料>
スポンジ(28cm×28cmの天板使用)
卵 | 3個 |
薄力粉 | 70g |
コーンスター | 20g |
砂糖 | 90g |
バター | 20g |
牛乳 | 30cc |
バニラオイル | 少々 |
ブランデー | 少々 |
チョコレートクリーム
デコレーション
バター | 100g |
卵白 | 1個分 |
砂糖 | 50g |
水 | 10cc |
インスタントコーヒー | 2〜3g |
クーベルチュール | 20g |
ココア | 適宜 |
粉糖 | 適宜 |
<準備>
- 卵とバター(デコレーション用)は常温に戻しておきます。
- 薄力粉とコーンスターチを良く混ぜて2回以上ふるっておきます。
- 天板に敷き紙を敷いておきます。
- バターと牛乳は耐熱容器に入れ、レンジにかけて溶かしておきます。
- チョコレートは包丁で細かく刻んでおきます。
<作り方>
- 卵に砂糖を入れて良く混ぜ溶かし、人肌より温かい程度(40℃くらい)の湯煎にかけながら白っぽくもったりするまで泡立てる。
- 薄力粉とコーンスターチを混ぜ、ふるいで2回ふるってから1に加え、ヘラで切るようにサックリと混ぜる。練らないようにしながら艶が出るまでしっかり混ぜる。
- 溶かしておいたバターと牛乳をヘラで受けて散らしながら泡を消さないように2に加える。同じようにブランデーも加え、バニラオイルを入れて2と同じ要領で混ぜる。
- 型に流し込み、コンコンと台に打ちつけるようにして気泡を抜いて200℃のオーブンで10分程度焼く。
- 焼きあがったら型からだし、熱いうちにラップで包んで蒸らします。
- ボウルに刻んだチョコを入れ、沸騰直前まで温めた生クリームを注いでチョコを溶かします。
- 6を氷水に当てて冷やしながら泡立て器で8分立てにします。
- 5の生地のまき終わりの部分を斜めにそぎ切り、まき始めのあたりに包丁で筋を入れます。そこに7のクリームを塗り、ラップを巻き簾代わりにしながら巻き込んでいきます。
- 8をそのままラップで包み、しっかりと押さえてから冷蔵庫で冷やしておきます。
- デコレーション用のバタークリームを作ります。卵白をハンドミキサーで泡立てます。
- 同時に砂糖と分量の水を火にかけ、116〜118℃程度に煮詰め、卵白のボウルにふちから静かに流しいれながら更に艶が出るまでしっかりと泡立てます。
- 室温に戻したバターを泡立て器で柔らかく練り、11のイタリアンメレンゲを加えてさっくりと混ぜます。
- インスタントコーヒーを少量のお湯(分量外)で溶き、12のバタークリームに加えます。
- 冷蔵庫で冷やしておいた9の生地の端を切り落とし、一つは切り株に見立てて上に飾り、13のバタークリームを塗ります。
- チョコレートを湯煎で溶かし、コルネで細く搾り出しながら切れ目の部分に年輪を書き入れます。
- 全体にココアを茶漉しでふりかけ、木の質感を出し、更に粉糖を雪に見立てて茶漉しで振り掛けます。
- あとはお好みでメレンゲドールなどを飾って完成です。
- スポンジの作り方はスポンジケーキ及びスポンジケーキの科学的考察参照のこと。
- ロール生地は薄く、乾燥しやすいので、熱いうちにラップで包む。
- 蒸らし終わったロール生地の焼き色のついた部分は簡単にはがせる。はがしておいたほうが切り口の見た目がいい。
- 熱い生クリームを注いでもチョコが溶けきらない場合は、湯煎にかけてしっかりと溶かす。
- まき終わりの部分を斜めにそぎ切っておくと、まき終わりがきれいになる。
- 砂糖を煮詰める際、温度管理は200℃計を使うが、無い場合は沸々と煮立ってきてうっすらと色づくのが120℃くらいなので、それを目安に色づくかつかないかのところで火からおろすようにする。
- 鍋肌についた砂糖はぬらした刷毛でその都度落とす。そうしないとこげて後始末が大変なことになる。
- バタークリームでデコレーションするときは、わざとでこぼこにしたほうが木の質感が出ていい。