<材料>
300mm×220mmロール型
卵 | 2個 |
薄力粉 | 50g |
コーンスターチ | 10g |
砂糖 | 60g |
バター | 15g |
牛乳 | 20cc |
バニラオイル | 少々 |
ブランデー | 少々 |
<準備>
- 卵は常温に戻しておきます。
- 薄力粉とコーンスターチを良く混ぜて2回以上ふるっておきます。
- 湯専用のお湯を卵を泡立てるボウルより一回り大きいボウルか鍋に用意する。
- 型に敷き紙を敷いておきます。
- バターと牛乳は耐熱容器に入れ、レンジにかけて溶かしておきます。
<作り方>
- 卵に砂糖を入れて良く混ぜ溶かし、人肌より温かい程度(40℃くらい)の湯煎にかけながら白っぽくもったりするまで泡立てる。
- 薄力粉とコーンスターチを混ぜ、ふるいで2回ふるってから1に加え、ヘラで切るようにサックリと混ぜる。練らないようにしながら艶が出るまでしっかり混ぜる。
- 溶かしておいたバターと牛乳をヘラで受けて散らしながら泡を消さないように2に加える。同じようにブランデーも加え、バニラオイルを入れて2と同じ要領で混ぜる。
- 型に流し込み、コンコンと台に打ちつけるようにして気泡を抜いて170℃のオーブンで10分程度焼く。
- 焼きあがったら20cmくらいの高さから型ごと落として焼き縮みを防ぎます。
- 型から出して紙をはがし、ケーキクーラーの上で粗熱を取ります。
- 粗熱が取れたらビニール袋かラップで包んで密閉し、冷蔵庫で一晩寝かせて完成です。
- 材料の計量はあらかじめ全て終わらせておく。
- 粉をふるうのはエアレーションといい、粉の間に空気を抱き込ませるのが目的。これをきちんとやっておくとダマになりにくい。
- 型に敷く紙はクッキングペーパーのようなつるつるした紙より、更紙(わら半紙)のようなざらざらした紙のほうが仕上がりが良い。
- 湯煎にあてた卵液が十分に温まったら湯煎から外し、泡立て終わる頃には常温に戻るようにする。
- 卵の泡立ての最後にハンドミキサーの弱か、泡立て器を使って泡のキメを整える。こうしておくと粉合わせのときに泡がつぶれにくい上、きめ細かく焼きあがる。
- 泡立ての目安は全体的に白っぽくなり、容積が2倍以上になって泡立て器の跡がしばらく残るくらい。
- 粉を合わせるときはヘラを立てて切り下ろし、ボウルに沿うようにすくい上げる。ヘラの動きと逆方向にボウルも回しながら混ぜる。ちょうどヘラがのの字を描くように動かす。
- スポンジケーキは細かい気泡の中の小さい空気が熱で膨張することで生地を膨らまている。そのためそのまま冷やすと膨張した空気が縮んでケーキを内側から引っ張るため、焼き縮みが起こりやすい。焼きあがった生地に衝撃を与えることで生地の中の熱い空気を逃がしてやることで焼き縮みを防ぐ。
- ロール生地は特に乾燥しやすいので、最初からラップに包んで蒸らしながら粗熱をとってもいい。