<材料>
タルトレット約15個分
バター | 100g |
薄力粉 | 200g |
砂糖 | 70g |
卵 | 1個 |
<準備>
- 卵は常温に戻し、溶いておきます。
- バターは室温において柔らかくしておきます。
- 型にはバターを塗って、強力粉をはたいて冷やしておきます。
<作り方>
- バターに砂糖を加え、泡立て器でポマード状になるまで良く混ぜます。
- 1に溶き卵を2〜3回に分けてその都度良く混ぜながら加えます。
- 2に薄力粉を加え、全体がまとまる程度にヘラで軽く混ぜます。
- 3を台の上に出し、手のひらの付け根ですり潰すようにして、粉の残らないようにします。
- ひとまとめにしたら軽く平らに伸ばし、ラップで包んで冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
- 寝かせた生地を台の上で打ち粉(強力粉・分量外)を打ちながら3mm厚くらいに伸ばし、型に敷きこみます。
- 底にフォークなどで数箇所穴を開け、冷蔵庫で30分ほど休ませます。
- 生地の上に敷き紙やアルミカップなどを敷き、タルトストーンを乗せて170℃のオーブンで10分、タルトストーンを外して更に5分焼いて出来上がりです。
- 材料の計量はあらかじめ全て終わらせておく。
- バターはレンジで柔らかくしても良いが、溶かしてはいけない。
- 卵を一度に加えると分離してしまう。少し加えては良く混ぜて乳化させ、を繰り返して混ぜる。
- もし分離してしまった場合は少量の薄力粉(分量内)を加えて混ぜる。
- 室温で柔らかくしたバターに砂糖を入れて混ぜ、卵を乳化させていく手法は「シュガー・バッター法」とか「クレメ」などと呼ばれる。
- 4の技法を「フラザージュ」といい、グルテンの形成を最低限に抑えながら混ぜる手法。
- 生地をたびたび冷蔵庫で休ませるのはグルテンを破壊するため。グルテンが多いと固い焼き上がりになってしまう。
- タルトストーンは古くなった小豆などで代用してもいい。
- 焼きあがったタルト生地は密閉容器に入れて乾燥剤を入れておけば、2週間くらいは保存が利く。